35歳でスキルス胃がんになった。その後。

35歳でスキルス胃がんになりました。抗ガン剤TS-1の副作用により涙道が閉鎖し、常に涙が目からあふれ出ている状態です。

スキルス胃がん患者の経験から|胃がん告知から手術まで2週間。セカンドオピニオンを希望しなかった私の場合。

headlines.yahoo.co.jp

記事中で、鈴木美穂さんという報道記者の方が2008年に乳がんを発症した際、治療方針について主治医以外に7回も意見を聞きに行った(ご自身では「セブンスオピニオン」と表現されている)ということをお話されていた。

私の場合、セカンドオピニオンさえ聞かず、がん告知をされた病院で、とにかく一刻も早く手術をしてもらうことしか考えられなかった。
だから、鈴木さんのように、自分が納得する治療方針を提示してくれる医師に出会うまで、ある程度時間をかけたとしても、色々な医師をあたってみるということは全くしなかった。

もちろん、胃がん乳がんという違いは大きいけれど、小林麻央さんのエピソードなどを聞くと(真意のほどは分からないけど)、いくら大都会の著名な病院の先生に診てもらっても、その診断が100%正しいとは限らないんだなと思う。

でも、報道記者という職業柄もあるんだろうけど、がんを告知されてから7か所も医者のところを周るってすごいパワーだと思う。
色んな意見を聞けば聞くほど、選択肢も増えるだろうし、そうなると今度はどれを選べばいいのか、自分自身で決断するために医者と同等の知識を得る必要も出てくるし、本当に大変な作業になる。

私なんて、色んなことを夫にぶん投げてしまい、自分では「水素水の風呂に入ろうかな」とか「玄米食べようかな」とかぼんやり考えていただけだった…(危ない)
セカンドオピニオン」なんていう言葉を聞いても、あのときはパニック過ぎて、それが自分に必要なことという認識には至らなかったと思う…

ただ、父・母・姉ががんになっている経験から、「手術で切れる状態にあるのであれば、なんとかなる」というのは常に頭の中にはっきりあったし、乳がんであれば温存療法とかあるけど、胃がんはとにかく切れる状態なら切るしかないということは分かっていた。

でも、心のどこかに大きな傷が残ってしまう開腹手術は嫌だなという気持ちはあって、最初に医師に「腹腔鏡手術で3分の2切除」と言われたときは、「小さな傷で済むんだ。ラッキー!!」と思ってしまった。

しかしその後、大動脈リンパ節が少し腫れているかもしれないということで、開腹手術に変更になった。
そのことを医師に告げられた時、「身体に大きな傷が残ってしまうな。プールとか温泉とかもう行きたくないな。」と思ってしまったが、同席していた父は「ガバっと開いて、全部直接目で見てもらった方がいいんだ!!」と何度も力強く言ったので、「そうか…」と納得することにした。

そのあと、誰かのブログで胃がんの腹腔鏡手術後にヘソ周辺にがんが飛んでしまったという話を読んでからは、もう私の中で開腹手術をしてできた傷に対しての悲しみはない。
術後は順調に今まで過ごせてきているし、父の言う通り、ガバッと開いて、すべて目視してもらえたのは良かったと思う。
「手術が上手な先生にやってもらったんだから大丈夫」と病院で隣に座ったおじいさんに言われたのも前向きな気持ちにさせてくれた。

www.will-survive.life


普通の人生を送っていても、子供を産む時に帝王切開したら、おなかに傷がつくし、女性は誰もがそれなりのリスクはあるのよね。
だから、一つくらい傷ができたって気にする必要はないと思っている。

問題は次。
もし再発・転移してしまったときはどうするか。

そんな未来はいらないけど、いい加減ちゃんとしないとな…



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