35歳でスキルス胃がんになった。その後。

35歳でスキルス胃がんになりました。抗ガン剤TS-1の副作用により涙道が閉鎖し、常に涙が目からあふれ出ている状態です。

スキルス胃がん 術後1年6ヶ月:CT検査の結果説明について

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検査から約1週間後。
医師からの結果説明がある。
いつもは夫が付き添ってくれたが、今回はどうしてもはずせない仕事があって、私ひとりで医師からの結果説明を聞きに行く。

怖い。怖い。怖い。

検査~結果説明までの間の過ごし方

「いい加減、腹をくくろう」と思えるときもある。

考え込んでも、悩みこんでも、意味のないことだ。
検査結果は変わらない。
世の中には個人の願望や努力でどうにもならないことはたくさん存在する。

それはわかっているけど、たちの悪い妄想が膨らむ。

再発していたら…
転移していたら…

予防のための抗がん剤治療を1年間したものの、リンパ節2か所に転移していたという事実は消えない。


「なんで私がこんな目に…」
結局、ここに行きついてしまう。

日中ひとりでいると、なんでもない瞬間にふと悲しくなって涙がでてしまう。
夜は眠れなくなった。
明け方ころにやっと寝て、朝9時過ぎに目が覚める。
そして、目が覚めた瞬間から、強烈な身体の怠さとともに、また悪い妄想が私を襲う。


病院へ

病院にはバスと地下鉄を乗り継ぎ、最後は徒歩で向かった。
梅雨の合間の晴れの日で、心地良い気温と青空で幾分か気分は良い。

病院は相変わらず混み合い、待合室のイスに座るのさえ、順番待ちの様相だ。
やっと空いた席に深く腰掛け、ジッと身を固くして、自分の名前が呼ばれるのを待つ。


診察室へ

予約時間を10分ほど過ぎて、私の名前が呼ばれた。
聞き覚えのある医師の声だった。
たぶん手術を執刀してくれたあの医師かな?と見当はついた。

指定された診察室に入ると、やっぱりそうだ。Y医師だった。
1年ぶりに近い再開だった。

私の顔を見るなり、Y医師は笑顔で『元気そうだね』と言った。
社交辞令の挨拶として軽く考えればいいものを、疑心暗鬼の鬼と化していた私は「元気<そう>というのは何かの前振りか?」と一瞬訝しがった。
しかしすぐに『おかげさまで』と答えた。

その後は『食事を取れているか』『体重の増減はどうか』などという質問を受けた。

私は質問に答えつつ、じれったい。そう思った。
Y医師がパチパチとPCに打ち込んでいる時間がやけに長く感じる。
そんなことよりも、早く検査結果を教えてほしい。
私を楽にさせてほしい。


検査結果説明

ようやくY医師がCT画像を私に見せた。
見せられたところで、私には何が何だかサッパリ分からないのだが、肺→胃→肝臓→骨盤周辺を一通り画像をザッと見せられた。

そして、Y医師は『怪しいところはなさそうだよ』と言った。

続けさまに血液検査の結果についても言及した。

CA19-9が基準値より0.1高くなってるけど、これは誤差の範囲だから気にしなくても大丈夫。前回も基準値よりも少し上だったけど、それと比べても今回は低くなっているし。再発してたら、これが右肩上がりで増えてくけどね。それとCEAも問題なし。』

これで解放された。

全身の力が抜けた。


夫へメッセージ

待合室に戻ってすぐに夫にラインでメッセージを送った。
「大丈夫でした」と一言だけ。
でも、それですべてが伝わる。

今日は仕事が片付いたら、すぐに帰ってきてくれるそうだ。




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