35歳でスキルス胃がんになった。その後。

35歳でスキルス胃がんになりました。抗ガン剤TS-1の副作用により涙道が閉鎖し、常に涙が目からあふれ出ている状態です。

胃がんの初期症状はやはりあったのだと思う。経鼻胃内視鏡検査後の最初の告知

※あくまでの一個人の経験をもとに書いています。医学的根拠のあることではありませんので、その点をご了承いただいた上でお読みください。

胃カメラの検査を受けようと決心するまでの経緯>

2014年の秋口 胃に不快感、軽い痛み
2015年5月  空腹時に胃の痛み
2015年9月  空腹時の胃の痛みに加え、明け方胃のキリキリとした痛みで目が覚めるようになる
2015年10月 上記の症状に加え、胃薬を飲まなければ、胃痛が治まらなくなる

<経鼻胃内視鏡の利点>

母が何度も「辛かった、辛かった」と言っていたのが記憶にあったせいだろう。私の頭の中で『胃カメラ=口から飲む=苦しい』というイメージが既に出来上がっていた。そのため、とにかく何とか少しでも楽に検査を受けられないものかと色々と調べてみた。
すると『経鼻胃内視鏡検査』という比較的新しい検査方法があるということが分かった。言葉の通り鼻を経由して胃まで内視鏡を挿入するという方法で、従来の胃カメラよりも苦しくないという触れ込みだった。

一般的に経鼻胃内視鏡の利点として
・喉の奥を通過するときの吐き気が起こらないので苦しくない
・検査中、リアルタイムでモニターを見ることができ、口がふさがれていないため検査をしながら会話もできる
・安定剤(鎮痛剤)を使わないので、検査後の回復が早く、車の運転も可能である
ということがあげられる。

経鼻胃内視鏡は直径が5~6mmと、ちょうど綿棒くらいの大きさだろうと想像し、鼻の穴が小さいと言われる私でも、何とかいけるのではないかと思った。この時点で胃カメラに対する心理的ハードルはだいぶ下がりつつあった。

ちょうど運よく、車で10分くらいの近所にある胃腸内科専門のクリニックで経鼻胃内視鏡検査が受けられると聞き、早速予約をしにクリニックへ私は向かった。

これが2015年の10月の半ばころのことだ。

<経鼻胃内視鏡を受けられるまで3週間>

クリニックでは、医師から一通り問診を受けた後に、経鼻胃内視鏡検査の予約をしたのだが、なんと3週間待ちであった。
(対応してくれた看護師によると、人間ドックで再検査になった人が多く予約をしているとのこと。やはり、鼻を経由してやる方法だと、口からよりも苦しくないのではないかとみなさん期待して多くの方が集まって来ているんだそうだ。)

「できるだけ早く」ということでお願いして3週間待ちだったので、日にちや曜日に制限がある人ならば、もっと待ち時間がかかってしまっていたと思う。かかりつけの病院でもないし、大きな病院でもなかったので、私が予約状況に文句を言える立場ではないのだが、いま思い返すと、もう少し焦るべきだったのではないかと後悔している。

ただ当時は一時しのぎで処方してもらった胃薬で胃痛は全くなくなっていたので、気持ち的には「やっぱり大したことないじゃん!」と楽観していた。

<検査当日と経鼻胃内視鏡検査を受けてみた感想>
検査前の前処置を簡単に説明すると

看護師さんが鼻の中の掃除を綿棒でしてくれる
   ↓
胃の泡立ちを抑えるための消泡剤を飲む
   ↓
スプレータイプの麻酔を鼻の中に吹きかける

という流れだった。

そして、いよいよ鼻の中に内視鏡が挿入される訳だが、最初鼻の奥が強烈にツーンとする痛みを感じたあとは、のどの奥にモノがつっかえたような違和感が続き、それはもう目も開けていられないほどの苦しさで、「もうやめてください」と叫びたいくらい辛かった。

先生が「はい、胃の上部が見えてきましたよ。キレイな状態ですよ。見てみてください。」と声をかけてくれたのだが、鼻の奥からくるツーンとした痛みが酷くて、一瞬だけ目を開けてみたが、一瞬すぎてなんのことやら分からない状態だった。でも、「上の方はキレイなんだ…」と少し安心したことは覚えている。

しかし、胃の下の方に内視鏡が進むにつれて、雲行きが大きく変わっていく。がんの病巣が見えてきていたのだ。先生に「これは大きな病院でもっと詳しく検査しないといけませんね」と言われることになる。

私は目をつむっていたのでそのときはモニターを見ていなかったが、あとから診察室で写真には、胃の表面から出血し、明らかに何かがおかしくなっている腫瘍のようなものも鮮明に写し出されていた。

診察室では、先生が本当に言葉を選びながら、今の状態を説明してくれた。
『がん』という言葉は出さないものの、先生に「通常であれば、まず病理検査に出して、その結果を見てから大きな病院への紹介状を書きますが、あなたはまだ若いし、一刻も早く処置してもらったほうがいい。例外的にこの場ですぐに紹介状を書くので、それを持って来週にも病院に行ってください」と言われたときは、かなり深刻な状態であるといことがはっきりと伝わった。そして、それが「がんなのではないか」という不安も頭をよぎったが、それをその場で確かめる勇気は私にはなかった。



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